2011年02月27日

青春の1ページ?

久しぶりの更新です。しばらく忙しかったのですが、ようやく落ち着いてきたので……。
今回はOMC経由で依頼したイラストです。

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作者は綾瀬ゆい様です。普段着とジャンスカ姿のままプールに入ってしまった二人の女の子を描いてもらいました。普通に見れば「うっかり」プールに落ちたように見えますが、実は……。普段着姿の女の子が「わざと」水に入ったのが真相です(笑)。で、水をかけらられたジャンスカ少女もついに入ってしまった……というわけです。まさに青春の1ページですね(スイミングアイ)。

次回は特にリクエストが無ければSSです。予告しておきますと、「東方project」のアリスと魔理沙のWET「水と魔法使い」をお送りします。アリスの衣装って濡らしがいがあると思いませんか?(笑)

リクエストはなおも受け付け中です。お気軽にどうぞ!
posted by 戦国銀 at 23:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月11日

泥は少女の心を変えるのか?


今回の更新はそらみち様のリクエストに応えて、「東方project」のさとりとお空の二人が泥まみれになる話を書いてみました。泥ネタは生まれて初めて書いたのですが、楽しんでいただければ幸いです!

……

春が来ると地上に遊びに行きたくなる。
その気持ちは心を読まなくても理解できる……と古明地さとりは考える。いや、考えるようにしていた。
そうでないと、ちょっとやりきれないから。
「さとり様〜。本当にごめんなさい。わざわざここまで来てもらって……」
心から申し訳なさそうに隣に立つ霊烏路空(うつほ)が言う。表情と言葉は合っているのだが、した事といえば……。
「で、どうしてああなるのかしら? 私にはちょっと理解できないんだけれど……」
「久しぶりに地上に出たら、リリーホワイトが飛んでいるのを見たんですよ〜。で、それを追いかけてたらぽろっと……」
「それだけのことでどうして、大事な制御棒が田んぼの真ん中に突き刺さったりするの!?」
「うにゅう〜。夢中になってたから〜」
「理由になってない、理由に……」
「本当にごめんさい〜!」
空……お空(くう)はすっかり小さくなっていた。
八咫烏とフュージョンしたことで、究極のエネルギーを操る力を身につけた地獄烏。
それが今のお空だが、そのエネルギーの制御に欠かせない制御棒を田んぼに落としてしまうのも、お空だった。
元々鳥頭で、細かい事は気にしないのだから無理ないとはいえ……。
「で、どうして私を呼んだの? あれぐらい一人で取りにいけるでしょう?」
「深く突き刺さってて一人で抜けないの〜。だからさとり様の力も借りようと思って……」
「はあ。地上には幾らでも暇人がいるでしょうに」
「みんな暇じゃないと断られた〜」
ナチュラルに酷い事を言われたようだった。
後で地上の連中には厳重に抗議が必要だと結論づけて、さとりはふわりと宙に舞って制御棒に近づいた。
田んぼは既に水が張られた後のようで、泥の海となっていた。いずれここには苗が植えられるのだろうが、だからといって制御棒を残しておくわけにもいかない。
「お空、貴方も来なさい。引き上げるわよ」
「あ、済みません、さとり様〜」
「謝るのは後。早くしないとまた余計な騒ぎになるわよ」
ただでさえ私たちは忌み嫌われてきた地底の住民だから。
心の奥だけで考えながら、制御棒に手をかけて引っ張ってみる。確かに一人の力では抜けそうにない。
背中の翼を羽ばたかせたお空も、さとりと反対側から制御棒に手をかけた。
「一気に引き抜くわよ。いい?」
「はい、さとり様」
「せーの、えいっ」
その時、さとりは単純かつ重大な事実を失念していた。
お空は極めて単純な性格であり、ちゃんと指示をしないと頓珍漢な行動に出てしまうという事実を。
その結果として……。
少女たちは全力を込めて、制御棒を思い思いの方向に引っ張ってしまった。
さとりとお空、二人が綱引きをしたような形になってしまったが、負けたのは油断していたさとりの方だった。
「あっ……!」
さとりが空中でバランスを崩した瞬間、制御棒から手が離れた。何が起こったのかすら分からないまま落下して……。
背中から、泥だらけの田んぼに落ちてしまった。
盛大に泥がはね上がり、可愛い洋服に包まれたさとりの全身が茶色の海の中へと沈む。
「さとり様〜!」
泥の飛沫がさらに地霊殿の主に容赦なく襲いかかる頃になって、ようやくお空は自分の失敗に気づいた。慌てて呼びかけたものの、返事はない。
田んぼに身を沈めたさとりはただの泥人形と化していたからだった。
「さとり様! 大丈夫ですか!?」
「……これで、これで大丈夫だと思う?」
制御棒に手をかけて立ち上がった泥人形が口を開いた。鬼気迫る言葉を聞かなければ誰なのかも分からない。ジト目だけが、ただお空を睨みつけていた。
「あっ……えっと……」
「とっとと引き上げなさい!」
「はいっ!」
命令してから、さとりはうんざりして自分の姿を確かめた。泥が深くなかったのは幸いだったが、気持ち悪い事このうえない。
「さとり様、手を差し出してください」
「今度は気をつけなさいよ」
「大丈夫です。せーの……あっ!」
例え心を読む能力があったとしても、災厄を避ける事は出来ない。
後にさとりは語っているが、それを悟ったのはこの瞬間だった。
泥人形となったさとりの重さをまったく予想出来ないまま引っ張ったお空もまた、背中から田んぼに落下したからだった。
再び上がった泥飛沫が、さとりに容赦なく降りかかったが、最早気にならない。何を今更という気持ちだったのだろう。
しかし、お空は……。
「うにゅう〜。どろどろ〜」
全身を泥でパックしてしまった地獄烏は半分泣いていた。何とか立ち上がったものの、無事な箇所は一つもない。情けないやら気持ち悪いやら、どう表現してもいいのか分からなかった。
「さとり様〜」
「貴方まで落ちてどうするのよ……」
「こうなったらこのまま引き抜きましょうよ〜」
「はあ。それしかないわね」
一度落ちてしまったのならば仕方ない。
さとりは泥まみれのスカートがずり落ちないように気をつけながら歩くと、再び制御棒に手をかけた。お空も反対側を持つ。
「とにかく上に抜くわよ。間違えないように」
「はい、さとり様」
「せーの、えいっ」
現実は無残だった。
泥にまみれた手が滑って、二人とも再び泥の中に転んでしまったからだった。最早、言葉すらも出てこない。
「春ですよ〜」
間抜けさを象徴するかのように、頭上をリリーホワイトが通り抜けていったが、気にならなかった。
二人の少女は十回以上似たような行動を繰り返した末に、ようやく制御棒を田んぼから引き抜いたからだった。
「さとり様、ありがとうございます」
「……今更お礼なんか言わないで」
疲れきって、さとりは泥の中に座り込んでいた。もう何もかもどうでもよかった。自分は最初から泥人形だったような気がしていた。
「力を合わせれば、どんな困難でも乗り越えられるという事ですね。勉強になりました〜」
「それは忘れなさい。……情けなくなるから」
制御棒を持ち、泥の中で跳ね回るお空をさとりは覚めた目で……ついでに第三の目でも……見ていた。
泥まみれになってたのにも関わらず、不快さが無くなって、少しずつ気持ちよくなってきている自分の心を読み取ろうとするかのように。

……

リクエストはなおも受け付けています。前にも書きましたが、WET・MESSY(ローション系もいいですよ!)・泥ならOKです(但し18禁は無しです。百合は大歓迎(笑))。

リクエストが無ければ次回更新はOMCに依頼したWETイラストの予定です。

posted by 戦国銀 at 15:32| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月06日

早苗の災難


今回は前回水面下様より出ましたリクエストに応えて、「東方project」の東風谷早苗が主人公のSSをアップします。……思ったよりも長い話になってしまいました(笑)。

……

守矢神社の片隅にある小さな倉庫の前に東風谷早苗が現れたのは、ある日の午後のことだった。
「前から気になってたんですよね。神奈子様も諏訪子様も入ったら駄目の一点張りなんですから」
神社の中心でもある二柱の神々は、<幻想郷神様サミット>に参加しているので夜遅くなるはずだった。……本当は現人神である早苗も参加したかったのだが、<人間はお断り>という理由で留守番する羽目になったのだった。
調べるなら今日しかありません。いつもどちらかがいらっしゃるのですから。きっと何かあるはず……。
扉に鍵はかかっていたが、自らの神力で簡単に外してしまう。人間とは思えない程の力を持ちながらも正式に神様扱いされない事を不満に思いながら、内部に足を踏み入れる。
「これは……?」
すぐに目に入ってきたのは、小屋の半分を占める大型の木製の桶だった。周囲に道具でもあれば日本酒の醸造現場と見間違えそうだったが、違う事はすぐに分かった。
「何も分かりませんね……ってこれは……」
思わず腰に手をやり、溜息をつきそうになった早苗だったが、小屋の片隅に古文書のような冊子があるのに気づいて手に取った。
「洩矢流湧水装置の使用法……? 使う前に必ず読む事? もしかして、この桶は水を湧かせる神器なんでしょうか?」
そういえば、諏訪子が話していた事があった。江戸時代の頃、日照りが続いた時に、神力を使って水を湧き出す仕掛けを作って農民たちを救ったことがあると……。
「これがその現物なのですね。でも隠す必要があるなんて思えませんね」
首をかしげると、早苗はふわりと宙に舞って桶の中に入った。大きいとは思っていたが、底は三畳ぐらいの広さがあり、高さも早苗の全身がすっぽり入るぐらいだった。
例えるならば、コップの中に閉じ込められたみたいだった。
「どういう仕掛けで動くのでしょうか。まさか中にスイッチがあるなんて事は無いと……」
桶の底の隅に栓のような物を見つけて、早苗は好奇心だけで手を伸ばした。
特に考えがあったわけではなかった。
気になったから触ってみたと、後日早苗はぼやき半分告白しているが、それが結果的には災難を生む事になった。
いきなり、桶の中程から水が吹き出してきたかと思うと、早苗の巫女服……正確には袴の正面を濡らし始めたからだった。
「えっ……」
最初、何が起きたのかまったく分からなかった。慌てて手を伸ばして止めようとしたものの、今度は袖の部分がびしょ濡れになるだけでまるで効果は無い。
吹き出した水は、袴を濡らしながら床に広がっていくだけで、弱まる様子を見せなかった。
「こういう時はどうしたら……あ、使用法を見れば……」
とにかく外に出てしまえばこれ以上濡れる心配はない。現実的に考えて飛ぼうとした早苗だったが……。
なぜか神力は発動せず、逆に床を満たしつつある水で足を滑らせてしりもちをついてしまった。とっさに手をついたものの、今度は袴の後ろがぐっしょりと水を含んでしまう。
異様な事態に、早苗の理性は少しずつ混乱していく。
どうなってるのでしょうか……? 飛べないなんて……。
少しずつ、大型の桶の中の水深が増していく。ぺたりと座り込んでいるので袴の半分と白い袖の一部が濡れてしまったが、何をしたらいいのか分からない。
とにかく、水を止めないと……。このままだと溺れてしまう……。
袴から流れる水を気にしながら、無理やり立ち上がる。既に靴どころか袴の裾まで水の中に沈みつつあったが、早苗は水を止めようと虚しい足掻きを続けた。
既に濡れている袖で水の噴出口を押さえようとしてみたり、さっき見つけた栓のような物を触ってみたりしたからである。
しかし、水流の勢いは衰えなかった。
そんな……。この高さでは飛べないと出られないのに……。
いつの間にか水は、膝までの高さになっていた。袴はびしょ濡れで、上着も飛沫を受けて濡れ始めていたが、気にしている余裕は無かった。
桶の壁に背中を預けて、ただ呆然としていたからだった。
まさか、こんな欠点があるから封じられていたとか……? だったら大事にとっておかなくてもいいのに。諏訪子様のおたんこなす!
滅多にない事だったのだが、早苗は心の中だけで祭神を呪うと、桶を拳で叩いた。憂さ晴らしのつもりだったのだが、神を罵る不敬を天は見逃していなかった。
叩いた場所とはまるで別の場所……早苗が身を寄せる壁の真上から新たに水が吹き出してきたからだった。
「きゃっ……! 冷たい!」
悲鳴を上げて避けたものの、水は勢いを増して風祝の少女に襲いかかる。美しい緑色の髪が、白い上着が次第に濡れていく。
「そんな……。どうしてこうなるの……」
辛うじて吹き出す水からは逃れたものの、もはや全身ずぶ濡れだった。濡れた髪をかき上げ、大きく肩を落とす。
「神奈子様、諏訪子様……。私の失敗は認めます。ですから、今こそ力を貸して下さい。このままでは……溺れてしまいます」
水の吹き出し口が増えた事もあって、水位の上昇速度は一気に早くなっていた。既に袴の殆どが水の中に沈み、下ろした手すらも水面に触れている程だった。
「……駄目ね。今の私には力が無いから。こんな事だから神様の会合にも呼んでもらえなかったのね」
しょせん、現人神といっても人間に過ぎなかったということだろう。
自分が思い上がっていた事を少しだけ反省すると周囲を見回す。
水が止まりませんね……。どういう原理で動いてるでしょうか? 外に水源なんか無かったのに……。
そんな事を考えながら、少し身体を動かす。上から吹き出す水を避けながら、何とか危機を抜け出す方法を考えようとしたのだが……。
すっかり重くなった袴が足に絡んで、早苗は正面から水の中に転んでしまった。
全身が水没し、視野が泡でいっぱいになったが、慌てて腕を動かしながら何とか顔を出す。
気分は最悪だった。
……びしょ濡れになってしまいました……。これも約束を破った罰なんでしょうか?
呆然とした面持ちで自分の姿を確かめる。胸元まで沈んでいるので、袴は水中で花のように大きく広がり、白い上着も濡れたせいでずっしりと重くなっている。蛙と蛇の髪飾りも落ちてしまい、長い髪は束ねられていない状態で水面を漂っていた。
酷い姿ですね……。これでも現人神なんですから笑えますね。
その瞬間。
早苗の心の中で何かが弾けた。
口許に無邪気な笑みを浮かべると、なんと巫女姿のまま水遊びを始めてしまったからだった。
なおも吹き出す水を修行のように頭から受け止める。
水の中に潜って人魚のように泳いでみる。
胸元まで沈んでから、盛大に水しぶきを上げながら浮上してみる。
もはや、何もかもどうでもよかった。
大丈夫です。きっと何とかなります。諏訪子様の作った道具なんですからどこかで止まるはず。私はその間遊んでいればいいだけ。それにしても……意外と気持ちいいですね。巫女服のまま水遊びしてしまうのも。やっぱり……。
「常識に囚われてはいけいないのですね」

「少しは常識に囚われてよ。入って駄目と言ったのに入った挙げ句勝手に装置を動かすんだから。しかも使用法も読まないで」
その日の夜、守矢家の居間で早苗は諏訪子から説教を受けていた。その隣には神奈子が怒っているのか戸惑っているのか分からない奇妙な表情で座っている。
「あの装置は故障してたから隠してたのに……」
「申し訳ありません。諏訪子様。もう二度としません」
「その言葉忘れないでね。桶から溢れた水が境内どころか妖怪の山を流れて大騒ぎだったんだから。河童も流されたんだよ」
「まあいいじゃないか。何とか騒ぎは収まったんだから」
「神奈子がそんな事だからいけないんだよ。早苗は神奈子の巫女なんだからちゃんと監督して」
「分かってるよ。だからちゃんと後始末はしたし、早苗は反省している。そろそろいいんじゃないか」
「……うん。もう二度としないでよ」
最後に念を押して、お説教は終わりだった。
早苗は改めて二柱の神に深々と頭を下げると、居間から出た。
気をつけないといけませんね。諏訪子様の注意はもっともなんですから。これからは気をつけないと。でも……。
風呂場に通じる脱衣所に入って、早苗は微笑した。
既に神奈子たちは風呂に入ったので、自分が最後だった。
収穫もありました。それは……。
いつもなら服を脱ぐはずだったが、早苗の姿はそのまま風呂場へと消えていった。
やがて、水音と共に巫女服を着たまま入浴を始めた少女の鼻唄が聞こえてくる。
守矢神社の巫女・早苗が世にも不思議な水遊びにはまったのは、水からが招いた災難がきっかけだった……。

……

本当は外の世界にいた時の制服姿でびしょ濡れにしてみたかったのですが、ストーリーが不自然になるので巫女服のままびしょ濡れになってもらいました。でも、早苗さんなら巫女服のまま濡れても十分に魅力的だと思います(笑)。

前回募集したリクエストの受け付けは続けています。WETな話は大歓迎ですのでお気軽にどうぞ。

次回の更新はリクエストがなければOMCに依頼したイラストをアップします。
posted by 戦国銀 at 00:51| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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